水上窯とは
水上窯さんは1989年に開窯した窯元です。
水上窯さんのうつわは温かみがあって使いやすいと評判。柄も特徴的で、雲の模様をさりげなくあしらった”もくもく柄”やフリル、淡ボーダー、細線などさまざまな模様から選べるうつわが魅力です。その独特なデザインが、日々の食卓をいつもと一味違うものに感じさせてくれます。
今回は、その水上窯さんの作品を実際に使っているカフェキカラキさんのオーナー樋渡(ひわたり)さんにお話を伺いました。
カフェ キカラキとは
カフェキカラキさんは、益子のメイン通りから一本入った静かな場所にある、益子町産の食材を使ったカフェです。日常から少し離れたのんびりとした時間を過ごせる場所で、地産地消をテーマに地元野菜やお米、平飼い卵等の食材にこだわった食事を提供しています。人気のランチプレートでは、メニューが週替わりで入れ替わって旬の地元野菜が楽しめます。
平飼い卵とは・・・
地面に放し飼いされて育った鶏が産んだ卵です。卵がもつ本来の甘味、旨味、コクを楽しむことができます。
水上窯さんとの出会い
益子でお店をオープンするまでは、東京で生活されていたオーナーの樋渡さん。陶器市などで益子を度々訪れる中で、大らかな雰囲気や美しい景色に惹かれてこの地でカフェをオープンする決意をされました。そのお店で使う器を益子で探している時、可愛らしく温かみがありながらも独自のデザインの作品に目を奪われ、声をかけたのが出会いだったそうです。提供する料理に合わせてオーダーして焼いてもらったものを大切に使われています。
オーナーの樋渡さんに水上窯さんの魅力についても聞いてみました。
「週替わりランチプレートで使う特注サイズのナン皿は、楕円形に近い形で一度に5~6種類の料理を盛りつけられたり、丸皿よりも使い方が豊富で色々な見せ方ができます。」
「デザインが豊富でどれも可愛いんです。お店で使っていると、お客様にどこで作られている器なのかいつも質問されます。」
ランチでは、週替わりランチプレートのメイン皿や飯碗、ワッフルを乗せるプレートで水上窯さんのうつわが使われています。
おすすめポイント
- プレート上でのうつわや料理の組み合わせなど、盛り付けが楽しい
- デザインが豊富で可愛らしい
- 盛りつけたときに料理とうつわのコントラストが映える



多彩な温かみある可愛らしいデザインで、多くの人に愛されている水上窯さんのうつわ。「気づいたら毎日のように水上窯さんの器を使っています。」という声を沢山戴くように、日々の生活に馴染む使いやすさも大きな魅力です。