薄田窯(すすきだがま)とは
薄田窯(すすきだがま)さんは先代薄田浩司さんが始めて50年以上続く窯元。
現在は、薄田いとさんがその跡を継いでいます。
薄田いとさんの作るうつわには、小花柄ややわらかなラインなどの模様が描かれています。石膏型で模様をつけたり、「いっちん技法」を用いるなど、うつわに合わせて技法を変えています。ひとつひとつあしらわれた模様からは「可愛らしさ」や「大人っぽさ」など、うつわそれぞれの表情を楽しむことができます。シンプルでいて、とても存在感があります。
「いっちん技法」とは・・・
半液体状の粘土を絞り出しながら模様を描いていく技法です。
今回は、その薄田いとさんの作品を実際に使っている自然食cafe木々音(ここね)のオーナー山田敦子さんに話を伺いました。
自然食cafe木々音さんとは
カフェ木々音さんは、さいたま市にある自然食材を使ったカフェ。
添加物や化学肥料などが出来るだけ使われていない厳選した素材を使用しながら、お肉やお魚もしっかり提供。バランスの良い食の提供がコンセプトになっています。
薄田いとさんとの出会い
薄田いとさんとの出会いは、カフェオープンに向けてオーナー山田さんがうつわを求めて益子町に出向き、販売されていた薄田いとさんのうつわにビビっ!と一目ぼれしたことが始まりなんだそうです。
購入を即決したものの、販売店に置いてある数では足りず、薄田窯さんの工房を訪れた、そんな印象的な出会いだったと。
ステキな出会いですね♪
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オーナーの山田さんにおすすめポイントについても聞いてみました。
『週替わりで和洋中いろいろなお料理を提供するけれど、
薄田いとさんのお皿は不思議なことにどんなシーンでも合うんです。』
『またアイボリーのような色なので、あたたかみもあります。
そして繊細に見えて、実は結構丈夫。』
ランチでは、プレートや小皿、長皿など薄田いとさんのお皿がメインで使われています。
おすすめポイント
- 和洋中どんなお料理でも合う
- アイボリー色であたたかみがある
- 繊細に見えるが、丈夫さもある
店内では隔年で展示会が開催されるなど、その後も交流が続いているそうです。
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シンプルな色使いながらも繊細なボタニカル模様や曲線が描かれていて、独自の雰囲気がある薄田いとさんの作品。サイズやデザインのバリエーションも多く、いくつかのうつわを一緒に使うと、自然と食卓に統一感ももたらしてくれます。
料理を選ばない薄田いとさんのうつわは、普段使いはもちろん、ホームパーティなどのちょっとした特別な日のお食事にもぴったりです。